こども食堂は、子供やその親、および地域の人々に対し、無料または安価で栄養のある食事や温かな団欒を提供するための社会活動です。
経済的理由や家庭の事情などによって、栄養のある食事をとることができない子供たちは国内だけでも延べ160万人にのぼるとされています。
新型コロナウイルス感染症の影響などで子供の育ちをめぐる環境が大きく変化している中、暖かい食事だけでなく生理用日をはじめとした生活用品を必要とする声が高まってきています。
中でも冬場は、厳しい寒さで空気が乾燥し手肌の水分が不足しがちです。そうした中で心理的不安やストレスを感じると自律神経のバランスが乱れ、代謝の低下や体の冷えを招きます。体の冷えによって肌の代謝機能であるターンオーバーが乱れると肌の水分量低下に繋がり、バリア機能の低下により肌が敏感に反応して肌荒れを起こしやすくなることで生活の質(QOL:Quality of Life)が低下し、子供たちの健やかな成長を阻害しかねない状況になります。
そこで、アロマセラピーの発想をもとに天然原料によって作られたハーバルハンドクリームを使ってアロマトリートメントを行なっていただき、手の温もりを感じながら心身の潤いに繋げて頂きたいとの想いを込めて提供を行いました。